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ベタで本当に人生が変わるおすすめ自己啓発本3冊

 

人生が変わる本


人生を変えようと自己啓発本を読む人は多いと思いますが、本当に人生が変わった人は数少ないでしょう。

実際のところ変化とは自発的に引き起こすものではなく、否応なく、訪れるものです。そうした中、本当に人生が変わってしまった数少ない一人である私が、本気でベッタベタに変わってしまうけど、さすがに語られ過ぎてるからなーっていうものを選んでみました。ブログ名にあわせて3冊にしてみました。

 

番外編 自己啓発本を読む前に読む本

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

 

人生の8割は定量的に予測可能だ。つまり金だ。金!

生きがい、自己実現、豊かな人間関係、恋愛、地位や誇りに生きた証・・・充実した人生をおくるには、そうした彩りもすごく大切だけど、でもそれは人生における残り2割のスパイスでしかないんだよ、ということを教えてくれた本。不動産、保険、コストとしての子供たち…この本の出会ったお陰でいわゆる人生の大イベントに対する姿勢が定まった。生き様に悩むのは、この本を読んだ後で十分だ。

 

ベタで本当に人生が変わる1冊目:引き寄せの法則

引き寄せの法則

引き寄せの法則

 

あなたの思い描いた未来は、それが望む望まざるに関わらず実現してしまうよ、ということが書かれた本。

 

ベタで本当に人生が変わる2冊目:自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
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初読のときはピンと来なかった。抽象的な事象を理論的に描かれているという印象で違和感を感じた。二回目を読んで「箱」という表現を「モード」と置き換えれば、私の場合、少し理解できるようになった。あなたの他人に対する向き合い方は、そのまま他人のあなたに対する向き合い方になるんだよ、ということが書かれた本。

 

ベタで本当に人生が変わる3冊目:人を動かす

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

 

キリスト教についてはなんの知識も持ち合わせていないが、私にとっての聖書。何度も読み返しているが、今でもたまにページを開いて一章分をゆっくり読み直している。世界とはとどのつまり「他人」だということが書かれた本。これは相当強力。

 

この3冊に書かれた叡智は実にシンプルで、そして驚くべきことにほぼ同じことが書かれている。これほどの年月の間ベストセラーであり続ける作品が、こんなベタベタに同じことを何度も何度も何度も繰り返し書かれていることに否応のない説得力が宿る。一冊読めば十分というわけではなく、3冊まとめて読んでほしい。


プラセボ効果をご存知だろうか。

偽薬効果(ぎやくこうか)、プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。

「自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な改善が見られる」という後半が面白い。効いた気になるのではなく、実際に効いているのである。

 

つまりごく日常的に心が体に作用しているということだ。これと同じことが、人生のあらゆる側面において発動しているという。あなたの心があなたの世界を変える。あなたの思考、言葉、行動、他人の対する態度は、そのまま現実としてあなたのもとに戻ってくる。私が言っているのではない。この3冊が繰り返しクドクドクドクドクドクドと述べているのである。

 

要するに「与えよ、さらば与えられん」ということだ。 

そしてこれはブッタの哲学そのものでもある。

ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったならば、福楽はその人につき従う。影がそのからだから離れないように。

 

行為によって世間は成り行き、行為によって生類は成り行く。進む車の轄のように、衆生は行為に結びついている。

 

この3冊のおかげで人生が変わった、というか、人が変わってしまった。すっかりと。

容易には信じられないかもしれないが、恨み、妬み、怒り、こうした感情を今の自分の中に思い出すことが難しい。今ではただ年老いた老人のように静かな心でブログを書いている(はてなスターをつけてくれるがブックマークしてくれない読者に対してはいちいち怒髪衝天しているが、深呼吸して許しているの。気にしないで)。

 

幸せを望むのなら、心を不幸で毒さないこと。これらの本を繰り返し読んだことで、その規律は強く私の心をコントロールしている。その結果、やや逆説的ではあるが、現実との距離が、一歩引いたというか、間に薄いベールがあるというか、そういうこともあるよね、こんなふうに感じたからそう言っているんだよねこの人は、という第三者視点の受容が、常に、肩の少し上にある。平成の世に悟りを開いてしまった可能性もある(人類で4人目。実に驚くべき快挙)。

一方で、こうした状態がメジャートランキライザーを服用しはじめた時期と一致するのも興味深い事実だ。または、ただの離人症の兆候かもしれない。まぁどちらでも同じことかもしれないが。

これら3冊の本が我々に説いていること。

人生、心がけ次第!

 

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