さて、次は受験資格だ。
社労士試験は誰でも受験できるような、そんな敷居の低いものではない。
資格試験を受験するための資格・・・という常人には少々意味のわからない世界に突入しつつあるが、要するに受験するために一定の条件をクリアする必要があるということだ。
ちなみに著者は、この敷居の高い受験資格フォルダーである。今年の8月に実施された第45回社労士試験においては、5時間近い受験時間をかけて、「雰囲気的に正解してそうなマークシートのバランス」を極めることができた。(B、A、D、D、Eみたいな・・・)。
話を戻そう。
社労士試験の受験資格は「学歴」「実務経験」「その他の資格」
受験資格は、①学歴、②実務経験、③その他の国家試験所有、という3つに分けらる。
OR条件であるため、①②③のいずれかをクリアすればいい。簡単?では受験資格の詳細を見ていこう。
1:短大卒と同等以上の学歴があるひと
また、大学在学中に受験することも可能です
1-1:大学(短期大学を除く)において62単位以上を修得した者
2:学歴による受験資格がなくても、一定の実務経験があるひと
2-1:会社の人事や総務部門においてに労働社会保険業務に3年以上従事
2-2:公務員等として行政事務に3年以上従事
2-3:社会保険労務士事務所や弁護士事務所の業務の補助に3年以上従事
2-4:労働組合の専従役員として3年以上従事
2-5:労働組合の職員として労働社会保険諸法令に関する事務に3年以上従事
3:その他の国家試験を有しているひと
3-1:厚生労働大臣が認めた国家試験(国家公務員や公認会計士、税理士等)に合格した者
3-2:行政書士となる資格を有する者
受験試験については以下の公式サイトに掲載されています。
http://www.sharosi-siken.or.jp/sikaku.htm