いささが唐突な話になるが、このブログを始めたきっかけのひとつとして、来年(H26年)に社労士試験に合格する予定である筆者が、その学習成果を定着させるためアウトプット学習の場が必要になった、ということがある(というのはまったく後付けの理由で、結局は家計が苦しいのにもかかわらずMacbook Proを衝動買いしてしまった罪悪感を拭い去るためだが)。
テレビドラマでも耳にする「社労士」とは何か。
社会保険労務士は昭和43年に成立した「社会保険労務士法」により誕生した労務や社会保険に関する国家資格である。
国家資格である。
「SR」と記された金のバッチもある。
・・・それだけで満足してしまいそうだが、説明を続ける。
社労士は企業労務の専門家として、また、年金・医療・雇用保険といった社会保険のエキスパートとして活躍できる資格である。
資格所有者は独立して開業することも可能。また企業の人事・管理部門においても勤務社労士として活躍する機会がある。FPなどの資格と組み合わせれば年金といった老後の生活を支える家計の専門家としても活躍できるかもしれない(※あくまでイメージです)。
社労士法に規定されている社会保険労務士の仕事は主に3つ。
- 1号業務 申告書等作成・提出代行・事務代理
- 2号業務 帳簿書類の作成
- 3号業務 人事・労務についてのコンサルティング業務
1号及び2号については社労士の資格所有者のみが業務にあたることができる独占業務になる。3号業務については独占ではないものの、面白みのある分野ではないかと思われる。
この他に社労士の上位ジョブである「特定社会保険労務士」というものもあるが、これについてはまた後で書くが、簡単に言うと、かなり、強い。
さて、私が社労士を志したきっかけを語ろう。
詳しい昔話はあとでまとめるとして、最大のきっかけは「自分を守るため」だ。「お前を合法的に苛め抜くこともできるんだぞ」という昔の上司が私に言い放った言葉・・・彼の言葉の主旨は(なぜか私の退職後まもなく交通事故で亡くなったので)確かめようがないが、会社組織において従業員が合法的に身を守る術があるはずだ、ならばそれを学びたい、と考えたからである。
あと、前年受けた昇格試験で、労務関連の成績が全社トップだった、という小学生みたいな理由もある。というか、それで自信をつけて、ここまできた。